ハマる!2016年ツール・ド・フランスの見どころを紹介!
今年もツール・ド・フランス(フランスの自転車レース)の季節がやってきました。
2016年のツール・ド・フランスは7月2日(土)開幕です!
ツール・ド・フランス2016 : サイクルロードレース | J SPORTS
サイクルロードレースは、グランツールを見る程度のファンですが、2012年から観始めてからは、なんだかんだ毎年ツール・ド・フランスを観戦しています。
ちなみに、好きな選手はトマ・ヴォクレールです。
最近は「弱虫ペダル」という漫画の影響もあって、自転車レースの知名度もだいぶ上がったように思いますが、なかなか周りでサイクルロードレース観てる人とは出会いません。
サイクルロードレースで自分が面白いと思う理由を紹介するので、ぜひハマってください!(笑)
ツール・ド・フランスとは?
ツール・ド・フランスを知らない人のために、簡単にツールドフランスとその過酷さを紹介しておきます。
- 世界最大級の自転車レース
- 23日間でフランス全土を合計3500kmくらい走る
- 1日にだいたい150km~230kmくらい走る
- 23日のうち休息日は2日だけ。
- 標高1500m以上の山頂ポイントがある。
- 激坂だと勾配が20%以上(かなり急)あったりする。
- 下り坂だと時速100kmでることも
- ゴール前のスプリント勝負では時速70km近くのスピード
- 走りながら水分補給と食事をする
ハマりそうな人
- スポーツ観戦が好きな人
- 将棋や囲碁が好きな人
- 競馬のジョッキーの駆け引きが好きな人
- 戦略を考えるのが好きな人
チーム監督の気持ちになって考えたり、選手の気持ちになって考えたり、いろんな楽しみ方ができます。
サイクルロードレースを楽しむための基礎知識
風の存在と隊列
普段、自転車に乗っていて、風を感じると気持ち良かったりしますが、選手にとってはスタミナを消耗する原因のひとつです。
そのため、基本的には、前を走る人の後ろを走り、風をよけながら走ります。
100人以上が風をよけるために集団で走るわけです。
一番風を受ける先頭は誰が走るのかというと、チームのアシストの選手などが先頭を交代しながら走ります。
選手と選手の間が離れてしまうと、風をよけられす空気抵抗が大きくなります。
なので、相手を突き放したいときは、一気にスピードを上げて(アタック)、自分の後ろに入られないようにします。
チーム内での役割
サイクルロードレースは、個人競技のように見えると思いますが、実はかなりチームプレーが行われています。
チームには、勝利や賞を狙いに行くエースと、エースをサポートするアシスト選手がいます。
アシストの仕事もいろいろあります。
- 先頭で風を受けながら、チームのエースを引っ張る
- 集団の後ろからついてきているチームカー(自動車)までドリンクが入ったボトルを取りに行き、集団にもどってチームメートにボトルを配る
- エースのタイヤがパンクしたら、自分のタイヤと交換して、エースのタイムロスを防ぐ
- レース開始後、アタックを仕掛けて逃げ集団に加わる
- 逃げ集団を追いかけるために、集団の先頭を引っ張る
- 他チームのアタックを追いかけて、アタックを失敗に終わらせる
逃げ集団とメイン集団
レース開始後、集団から何人かの選手が飛び出して、逃げ集団を形成します。
たいていの場合、ゴールが近づくと逃げ集団はメイン集団に飲み込まれてしまいます。
なぜ逃げるのかという理由はいくつもありますが、基本的にチームの戦術によるものです。
チーム内の選手が逃げ集団に加わっていると、そのチームは逃げ集団を追いかける必要がありません。
というのも、わざわざ逃げた自チームの選手をつぶすことになるからです。
また、逃げがうまく決まって、逃げ集団内でステージ優勝を競う展開になれば、人数が少ない分勝率も高まるからです。
逃げ集団を追いかける必要がないため、メイン集団が逃げ集団を追いかけるときに、協力しないで選手の体力を温存するという大義名分をチームが得る事ができます。
逃げがうまくいけば、逃げた選手で勝負になり、逃げがつぶれても、チームの選手の体力を温存できるため、ゴール前や勝負所で有利に働くといえます。
初心者のためのツール・ド・フランスの見どころ
ツール・ド・フランスの各賞
- 総合(全ステージの合計タイムである総合タイムが一番短い選手に与えられる)
- 山岳賞(山岳ポイントに設定されている場所の通過順位によって得られるポイントを競う)
- ポイント賞(ゴールやスプリントポイントなどの通過順位よって得られるポイントを競う)
- 新人賞(25歳以下の選手の中で一番総合タイムが短い選手に与えられる)
レース後の表彰式でそのステージ終了時点での各賞の発表があります。(表彰のさいに流れるメロディーが「とれたてのーたーまーごー」と聴こえるのも注目です(笑))
毎ステージ、これらの賞に該当する選手は、特別なジャージを着てレースを行います。
例えば、第3ステージで一番山岳ポイントを持っている選手は山岳賞ジャージを着て走ります。
Découvrez les maillots de leader 2016 @lecoqsportif / Check out the 2016 winners jerseys > https://t.co/Xy43B2p7ci pic.twitter.com/MxkkvS723L
— Le Tour de France (@LeTour) 2016年6月2日
↑総合ジャージ。通称「マイヨジョーヌ」
それぞれの目標と思惑
ツール・ド・フランスで一番名誉のある賞は、総合優勝です。
全ステージの合計タイムである総合タイムが一番短い選手が総合優勝となります。
ただ、全選手・全チームが総合優勝を狙っているわけではありません。
というのも、スプリントが得意な選手、登り坂が得意な選手などそれぞれ得意な分野があるからです。
ステージ優勝(その日1位でゴール)することも大きなことです。
全体的に起伏の少ない平坦ステージでは、最後ゴール前では集団でスプリントする大迫力のゴール前となります。
起伏が激しい山岳ステージでは、山が得意なクライマーや総合争いの選手たちによる駆け引きが繰り広げられます。
利害が一致する場合は別チームの選手同士が協力することもあります。
それぞれの個人・チームの思惑が複雑に交差し、駆け引きが行われているわけです。
チームを背負ったスプリンターやエースたちの戦い
アシスト選手のサポートがあったうえで、各チームのエースやスプリンターが戦っています。
チーム選手が勝つというのは、個人の勝利でもありますが、チームで勝ち取ったという側面が大きいです。
ゴール前のスプリントでは、残り200mくらいまではアシストの選手がエーススプリンターを引っ張り、発射されます。
200kmとか走ってきて、最後に時速70kmとか出して勝負するには、チームの協力が必要不可欠です。
チームを背負っているエースやスプリンターの戦いは、日程が進むほど激しくなります。まさしく死闘といえます。
日本人選手、新城幸也
サイクルロードレースの本場はヨーロッパです。
コロンビアなど南米出身の選手もちらほらいますが、ヨーロッパ出身の選手がほとんどです。
ただ、最近は、日本人選手も少しずつですが、増えてきました。
そして、2016年のツール・ド・フランスには日本人選手が出場します!
Official statement about @lampre_merida 's selection for @LeTour 2016 https://t.co/fFUTR1OII7 pic.twitter.com/7QQw6T2tpl
— Team Lampre Merida (@lampre_merida) 2016年6月21日
ランプレ・メリダの新城幸也(あらしろゆきや)選手です!(上のツイート内の写真の一番左)
今年の2月に落車により大腿骨を骨折する大けがをしたものの、驚異の回復力で復活してきました!(驚異の回復力すぎる!)
新城選手のチーム内での役割は、ゴール前での発射台や山岳でのアシストなどだと思いますが、逃げることができた時には一発狙える力は十分あります!
まだ日本人選手によるツール・ド・フランスでのステージ優勝はありませんが、今年も期待です!
悪魔おじさんをはじめとする変な伴走者たち
サイクルロードレースは一般の道路を利用して行うため、マラソンのように沿道で観戦することができます。
登り坂などで、選手と並走して、選手を応援する人もいます。
ツール・ド・フランスは世界中で放送されているため、応援よりもテレビに映ることが目的になっている人たちも時々でてきます。
三又の槍と赤と黒の悪魔のコスチュームを着て中継に映りこんでくる通称「悪魔おじさん」が有名です。
ツールドスイスにて。
色々なレースを道端で応援してくれている、悪魔おじさんと初撮影📸
明日が最終日。しっかりと走りたいと思います!#TourDeSuisse #tds pic.twitter.com/lLYG8Q42BZ— Yukiya Arashiro (@YukiyaArashiro) 2016年6月18日
↑新城幸也選手と悪魔おじさん
毎年思うのは、海パン一枚など裸に近い格好で並走する人が多い気がするのは気のせいでしょうか(笑)
レースの邪魔になっている人も少なくないので、その点は気をつけて欲しいところです。
まとめ
サイクルロードレースに興味を持っていただけたでしょうか?
2016年のツール・ド・フランスは7月2日(土)開幕です!
第一ステージと第二ステージは、無料放送があるようです!
詳しくはJ SPORTSのページをご覧ください。
ツール・ド・フランス2016 : サイクルロードレース | J SPORTS
自転車に取り付けて、ハンドルからの視点や路面近くなど臨場感ある映像を撮影できます。
そして手ブレ補正があるので、路面から伝わる振動による画面の揺れも緩和するのがソニーのアクションカムのポイントです。
ちなみに、自転車レースを最高の環境で視聴したい方にオススメのテレビは・・・
2016年モデル最高画質のブラビアX9300Dシリーズです!
レース中の選手の顔などはもちろん、中継で流れる名所などの風景もかなり綺麗に映るはずです。現地を感じてください!
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2016年春モデル4Kブラビア最高画質。X9300Dシリーズレビュー!
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