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部屋に合わせてカラーを選べるブラビア「X8000Eシリーズ」レビュー【2017年春モデルブラビア】

2017年春モデルで、2色のデザインから選ぶことができるモデルが「X8000Eシリーズ」です。

選べるデザインやテレビの性能で言うと、前モデルの「X8300Dシリーズ」の後継になるモデルです。

設置する部屋のイメージに合わせて、気に入ったほうのデザインを選択できます。

前モデルよりもテレビの性能をあまり落とさずに、「選べるデザイン」という点が特徴のブラビアです。

では、X8000Eシリーズを詳しく見ていきましょう。

ソニーストア「X8000Eシリーズ」製品情報ページ

X8000Eシリーズに搭載されている高画質機能

HDR対応

HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しています。
HDRは通常の放送などで使われているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)よりも広い範囲の輝度情報を扱うことができます。

より明るい色とより暗い色の情報に対応しているわけです。

SDRでは黒つぶれしてしまったり、白飛びしていた部分が、しっかりとデータとして残っているのがHDRです。

もちろんPS4のHDR対応ゲームも遊べます。

トリルミナスディスプレイで多くの色を再現


トリルミナスディスプレイにより、従来のLEDよりも使える色が増えています(広色域)。

例えば、一口に「赤」や「青」と言っても色々な「赤」や「青」がありますよね?

「トリルミナスディスプレイ」は色域が広い、つまり、使える色鉛筆の種類が多いので、より表現力があるわけです。

超解像エンジン「4K X-Reality PRO」搭載


「4K X-Reality PRO」が搭載されています。
フルHD以下の映像から4K画質へ変換してくれる機能になります。

ソニーストア「X8000Eシリーズ」製品情報ページ

X8000Eシリーズに搭載されている高音質機能

スピーカーにはバスレフ型スピーカーを搭載

X8000Eシリーズにはバスレフ型スピーカーが搭載されています。

バスレフ型スピーカーは、ヘルツホルム共鳴という原理で音を増幅しています(ビンに口を近づけて息を吹くと「ボー」っと鳴るアレです)。
一般的に低音域に強い構造のスピーカーです。

音をアップコンバート!「DSEE」

dsee
X8000Eシリーズには、音をCD音源より上の48kHz/24bitに変換する「DSEE」が搭載されています。

ネット動画やテレビ放送など、圧縮された音源の失われたデータを補完する機能です。

高品質なスピーカーを活かした「消画」機能

これはテレビ画面を消した状態でもスピーカーから音だけを流すことができる機能です。

音楽だけを高音質で楽しむことができることと、テレビ画面を消して消費電力を抑えるという点にも優れている機能です。

声を聞き取りやすくする機能「ボイスズーム」

この機能で全体の音をそのままに人の声量だけ変更することができます。

周りの音が大きくて聞き取りづらかった声が、この機能で聞き取りやすくできるので、便利な機能です。

逆に声が大きすぎる場合は小さくすることも可能です。

自然な音に近づける「Clear Phase」

ソニーの高級オーディオ機器にも採用されている音響補正機能が「Clear Phase」です。

振幅特性のレベルを平滑化することで音の高低によって生まれる荒い部分を補正し、より自然な音を楽しめるという機能です。

音質劣化を少なくするデジタルアンプ「S-Master」 / バーチャルサラウンド「S-Force フロントサラウンド」

ソニーのウォークマンにも搭載されている小型のデジタルアンプ「S-Master」をテレビ用に最適化して搭載しています。

S-Masterはデジタル信号からアナログ信号へ変換するときのロスを軽減し、失われる情報量を限りなく少なくする機能です。

S-Masterによって音質劣化することなく音を再現できるということですね。

バーチャルサラウンド「S-Force フロントサラウンド」

マルチサラウンドスピーカーシステムをバーチャルにスピーカーで再現したのが「S-Force フロントサラウンド」です。

バーチャルサラウンド技術で、5.1chの中にいるような立体的な音響空間を作り出すことができます。

ソニーストア「X8000Eシリーズ」製品情報ページ

デザイン(ソニーストア名古屋先行展示の実機写真あり)


(画像:43V型・ウォームシルバー)

ソニーストア名古屋には、X8000Eシリーズは43V型のウォームシルバーなどが壁掛けで展示してあります。

ウォームシルバーは、ベゼルがシルバーで全体的に明るい雰囲気を出しています。

テレビは黒が一般的ですが、黒だと部屋の雰囲気と合わないということもあると思います。
そういう場合にウォームシルバーという選択肢もあるのが良いところです。

フレームには、前モデルから引き継がれているラインが入っていて、横から見ても美しいです。

前モデルの「X8300Dシリーズ」と共通する部分は多いと思います。

ウォームシルバーなら、黒のラインが入っています。

ブラックの場合は、やはり高級感あるデザインに仕上がっています。

「ブラビアらしい」といったところです。

ブラックのフレームには、シルバーのラインが入っています。

それぞれラインのカラーは違っていて、ラインが目立つようにベースカラーとは対照的なカラーが使われています。

ブラック

ウォームシルバー

ケーブルをスタンドの中を通すことができる構造になっています。
正面からケーブルが見えないように配線することが可能です。

ソニーストア「X8000Eシリーズ」製品情報ページ

Android機能について

リモコンの音声検索機能が進化してもっと使いやすくなりました。

音声検索でYoutubeや放送番組・録画番組を検索できるのに加えて、録画や予約というキーワードにも対応しました。

録画や予約というキーワードを音声入力すると、録画予約画面を検索結果として表示して予約を簡単に行うことができるようになります。

話しかけるだけでスムーズに操作できる便利な機能です。

Android搭載なので、様々なアプリをコンテンツに追加して利用することもできます。

4Kの映像にも対応しているので、4K映像配信しているアプリを登録して満喫するのも良いと思います。

起動中のアプリを切り替える機能(タスク切替)と小画面機能を搭載しています。

今見ている番組で疑問に思ったら、その番組を小画面にして視聴しながらブラウザで音声検索することができるようになりました。

リモコンのホームボタンを長押しすると、起動中のアプリを切り替える機能も搭載しました。

またホーム画面でも後ろに番組が流れるようになりました。

チャンネルポンが復活!リモコンから見たい番組をすぐに視聴できます


Android非搭載のブラビアには搭載されていた機能「チャンネルポン」
Android搭載モデルは非搭載でした。

しかし今回、2017年春モデルのブラビアから「チャンネルポン」が搭載されました。

電源OFF時から見たいチャンネルボタンを押すと、電源をつけながらダイレクトに指定のチャンネルに移動できる便利な機能です。

ブラビアユーザーは何気なく使っている機能なので、違うメーカーのテレビを操作する機会があったときに「あれっ!?」となる機能ですね(笑)

X8000Eシリーズをオススメする理由!


X8000Eシリーズは、2017年春モデルのブラビアです。

部屋のデザインに合わせて2色から選択できます。
特にウォームシルバーは、他のブラビアには無いカラーなのでオススメです。


木目調の壁などにはウォームシルバーのほうがしっくりくると思います。

白などモノトーンの壁ならブラックがセオリーです。

余談です。
完全な思いつきですが、白い壁紙にウォームシルバーを合わせれば、フレームが壁紙と同化して映像だけが浮かんでいるように見せることが可能なのではないかと思いました。
どなたか試してみてください(笑)

画面サイズは、43V型・49V型がラインナップされています。

43インチのモデルについては、リビングに置いて視聴するような距離では、実は4K解像度はオーバースペックです。
49インチ以上の4Kモデルを検討するか、フルハイビジョン(43インチのW730Eシリーズ)のモデルを検討するのが良いと思います。

つまり、43インチのモデルは、比較的近い距離で視聴するシチュエーションになる寝室や趣味の部屋、一人暮らしに適した製品になります。

リビングに置くなら、X8000Eシリーズの49V型か、X8500Eシリーズなどの55V型といったサイズが一般的にはオススメです。

最近は、フレームをはじめとしてデザインがかなりスリムになってきたので、以前より大きいインチ数にしても本体の大きさが小さくなるということは結構あります。
カタログのスペック表などでサイズを確認して、メジャーや新聞紙などでどれくらいの大きさなのか調べてみるのが良いです。

ネット上でソニーの「製品カタログ」を見る方法などなど

ソニーストア「X8000Eシリーズ」製品情報ページ

75V型をラインナップした現行最薄モデル「X8500Eシリーズ」レビュー【2017年春モデルブラビア】

ディスプレイサイズとラインナップ

X8000Eシリーズは、43V型・49V型のラインナップです。

カラーリングは、「ブラック」「ウォームシルバー」の2色あります。

43V型 KJ-43X8000E

mitsumori ソニーストア価格169,880円+税~
価格が変わっている可能性があります。
現在の正確な価格はソニーストアで
ご確認ください。
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KJ-43X8000Eのスペック表
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49V型 KJ-49X8000E

mitsumori ソニーストア価格209,880円+税~
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      2019/02/01

 - ブラビアのラインアップ