SONYの32インチブラビアを比較!(2014年秋ver)
↑KDL-32W700B
ソニーのブラビアで1人暮らしのワンルームの部屋、寝室やダイニングに置くのに使いやすい32型タイプを徹底比較してみます。
ラインナップはハイスペックフルHDのKDL-32W700B、スタンダードタイプのKDL-32W500Aの2機種となっています。
ディスプレイも少しづつ大型化が進んでいるのと、ソニーの高付加価値戦略で、小型のブラビアも少なくなってきました。
それはさておき、違いを比較していきます!
ラインナップ別比較表
2機種の大きな違いはディスプレイの解像度(フルHDとワイドWGA)です。
KDL-32W700Bは「フルHD」が搭載されており、KDL-32W500Aには「ワイドXGA」が搭載されています。
他には、音声信号処理を最適化する「ClearAudio+」と便利機能の「高速起動」「番組チェック」などもKDL-32W700Bのみに搭載されています。
高画質機能の機能比較
テレビを選ぶさいに、画質に関する考察は外せないので、まずは高画質機能の違いからみていきます。
解像度の違い
端的に画質として違いがあらわれるのが解像度です。
KDL-32W700BはフルHDなので、約207万画素。
一方、KDL-32W500Aは「ワイドXGA」なので、約105万画素です。
ただ、32型なので、ワイドXGAでも、画面が荒く感じないかもしれません・・・が、視聴距離が影響します。
視聴距離については、最適なテレビサイズの選び方をご覧ください。
単純な比較でいえば、フルHDのKDL-32W700Bが良いです。
超解像エンジン
どちらの機種も超解像エンジン「X-Reality PRO」を搭載されています。
超解像エンジンは、画質に大きな影響を与えます。
ソニーのカタログでも、超解像エンジンの項目がかなり上のほうにあることからも、重要度がわかります。
超解像エンジンがなにをする部品かというと、圧縮や伝送の過程で失われた映像データをデータベースと照合することにより復元して、本来の画質を取り戻そうとしてくれる部品です。
例えると、「しいたけ(本来の映像)」を「干ししいたけ(圧縮などされた映像)」にした後、水(超解像エンジン)で戻すと「ほぼ元通りのしいたけ」になるイメージです(この説明で良いのか!?)
高音質機能の比較
「ClearAudio+」が搭載されているかいないかという違いがあります。
「ClearAudio+」は、「音データ」がスピーカーから「音」としてでるまでの信号処理を最適化する機能です。
具体的には、入力される音データによって、音の出し方を変えます。
例えば、野球やサッカーなどのスポーツ観戦時と、音楽番組で音の出し方が変わるということです。
KDL-32W700Bに搭載されています。
バスレフ型スピーカー
スピーカーはKDL-32W700B とKDL-32W500Aともに「バスレフ型スピーカー」が搭載されています。
「バスレフ型スピーカー」では、低音域が補強されます。
その他便利機能について
この項目の機能(高速起動や番組チェック機能など)はKDL-32W700Bに搭載されています。
高速起動
「高速起動」は電源を入れて約1秒でテレビ画面が表示できる機能です。
ただ、「高速起動」の使用には、時間帯設定が必要です。
また、設定時は消費電力が少しあがります。
設定方法は、ブラビア「高速起動」の設定方法をご覧ください。
設定可能な時間帯は最大で3つ(ひとつ2時間)です。
ちょっと制約がつくのは玉にキズですが、テレビが1秒でつくのは、大きな魅力ですね!
番組チェック機能
放送番組/録画番組/YouTubeの映像/ホームネットワークやUSBメモリ上の写真などを、リモコンの「番組チェック」ボタンを押すことで素早く呼び出して、選択・再生できます。
ブルーレイディスクレコーダーやnasne(ナスネ)などの機器に録画した番組、ネットワークサービス上のコンテンツも、探し出しやすい設計です。
外観などの違い
KDL-32W700Bには壁掛け対応テーブルトップスタンドが最初から同梱されており、追加金具を購入する必要がありません。
壁掛けをしたい、または将来的に考えている場合は、KDL-32W700Bが良いと思います。
KDL-32W500Aは壁掛け対応していません。
KDL-32W500Aにはアルミフレームを採用しており、リーズナブルな価格にもかかわらず高級感があります。
寝室やダイニングに置いてあってもオシャレな雰囲気がすると思います。
32型ブラビアでオススメの機種は?
機能面などで単純に考えるならば、ソニーのブラビア32型のラインナップでオススメなのは、KDL-32W700Bです。
上位機種なので当たり前ですね(笑)
大きなポイントは、解像度が「フルHD」であること、「ClearAudio+」が搭載されていること、「高速起動」と「番組チェック機能」などの便利機能があることです。
つまり、約2万円の価格差と、これらの機能を天秤にかけることになりますね。
ただ、個人的には、フルHDは捨てがたいように思います。
音は、ホームシアターシステムなどで増強できますが、解像度についてはテレビを買い替えなければいけないからです。
KDL-32W700BとKDL-32W500Aの比較でした。
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2015/03/05