有機ELテレビや85インチのラインナップなど2018年春モデルブラビアを発表しました
2018年5月8日にソニー・ブラビアの新製品が発表されました。
今回は、以前のA1シリーズとは別に新しい有機ELテレビ「A8Fシリーズ」が新登場しています。
有機ELテレビだけではなく、4K液晶テレビも合わせて新登場し、計14機種が発売されます。
新モデルのサイズバリエーション
新発売されるシリーズは全4シリーズで各インチサイズを含めると全14機種になります。
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それぞれのシリーズ名と画面サイズのラインナップは以上になっていました。
新型の有機ELテレビは、65インチと55インチをラインナップしています。
既存の有機ELテレビ「A1シリーズ」が登場したときも、65インチと55インチの2通りでしたが、その後77インチも受注生産ではありますが展開したことを考えると、今回の「A8Fシリーズ」でも77インチが追加される予想はできます。
あと目を引かれるのは、X8500Fシリーズにラインナップされている「85インチ」の存在です。
従来のモデルでは、Z9Dシリーズの100V型モデルを除けば、有機EL「A1シリーズ」の77インチが2番目のインチサイズでした。
X8500Fシリーズの前身でもある「X8500Eシリーズ」では、75V型・65V型・55V型のインチサイズをラインナップしていました。
今回は既存のインチサイズを残しつつ、85V型・49V型・43V型を追加して、バリエーションが豊富になっています。
各シリーズには、55V型サイズをラインナップしていますので、インチサイズは全体的に大画面モデルを取り揃えているイメージです。
それぞれのモデルが持つ魅力的な部分
ここでは、新モデルの優れている点を個人的な観点で書いていこうと思います。
4K有機ELテレビ「A8Fシリーズ」
前作のA1シリーズに引き続き、ソニー渾身の有機ELテレビです。
今のところでは、A1シリーズも引き続き販売し、ソニーの有機ELテレビは2つのタイプから選択できるようになります。
A8Fシリーズは、A1シリーズと比べると、本体が薄くなっています。
A8Fシリーズ
A1シリーズ
A1シリーズでは、テレビ背面にサブウーファーを含めたスタンドが搭載されていました。
テレビ台への設置においても、スタンド型による少し上を向く画面などが気になる方もいたと思います。
その点から見ると、A8Fシリーズは、本体自体がとても薄くなり、設置場所をよりスッキリとさせることができます。
ちなみにソニー公式HPからそれぞれの奥行を調べてみると、A8Fシリーズは「5.5cm」、A1シリーズは「8.6cm」となっています。
これは、スタンドなしの奥行になります。A1シリーズの77インチは「9.9cm」です。
奥行に関しては、約2倍ほどの差があり有機ELテレビの薄型パネルを生かした省スペースへの設置がよりしやすいモデルです。
またテレビの壁掛けをするならば、壁からテレビの出幅もかなり変わってきますので、薄くテレビの壁掛けを意識するならA8Fシリーズは美しい仕上がりになります。
個人的に思うA1シリーズとA8Fシリーズの大きな違いは、筐体だと思っています。
それぞれ4K高画質プロセッサー「X1 Extreme(エックスワン エクストリーム)」を搭載していることや、テレビ画面から音を伝える技術「アコースティック サーフェス」も引き続き搭載されていました。
[sony name=KJ-65A8F]
[sony name=KJ-55A8F]
4K液晶テレビ「X9000Fシリーズ」
X9000Fシリーズは、直下型LED部分駆動搭載の4K液晶テレビです。
前身である「X9000Eシリーズ」も直下型LED部分駆動を搭載していましたので、画質の表現力は受け継いだモデルになります。
ただ今作には、4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を搭載していますので、先ほどの有機ELテレビ「A8Fシリーズ」と高画質プロセッサーは同一のものです。
以前のモデル「X9000Eシリーズ」は「HDR X1」と呼ばれる高画質プロセッサーでしたので、今作では前作に比べて約40%の映像処理速度の高速化に成功していました。
X9000Fシリーズは、高画質さと価格のバランスもとても良いので、上質な映像美を4K液晶テレビで求めるのであれば「X9000Fシリーズ」はおすすめです。
また今回のモデルで意識されている点は、テレビ本体下にサウンドバーを収納できる仕様になっているところです。
写真のように、テレビスタンドが幅広い少し変わった雰囲気のスタンドに仕上がっています。
サウンドバー「HT-X9000F」ならスタンドに合わせてスッキリと設置できることができるので、見た目も美しく組み合わせることができます。
[sony name=KJ-65X9000F]
[sony name=KJ-55X9000F]
[sony name=KJ-49X9000F]
4K液晶テレビ「X8500Fシリーズ」
このシリーズは、大画面の迫力を味わえるバリエーションが豊富なことが魅力的です。
最大で85V型の大画面もラインナップしているので、大迫力な映像を楽しみたいならおすすめなシリーズです。
こちらの前身は、「X8500Eシリーズ」になりますが、より画面サイズのバリエーションを増やしたことと、43V型と49V型ではブラックとウォームシルバーの2色デザインから選択することもできるようになりました。
また「X8500Eシリーズ」の後継ということで予想できるのは、「価格のリーズナブルさ」です。
まだ発売されていないので、詳細な価格は表記されていませんが、このシリーズでは他シリーズに比べると同じインチでもリーズナブルに購入できるモデルだと思っています。
85V型もZ9Dシリーズの100V型やA1シリーズの77V型と比べても、まだ手の出しやすい価格であろうと予想しています。
またこのモデルは、以前と同じく本体がとてもスリムでスッキリと設置できる点も選択される理由の多くに入っています。
今回の発表モデルで最薄は、65V型と55V型の約5.2cmとなっており、壁掛けテレビを薄くてスッキリとさせたいという方には最適なモデルです。
65V型と55V型は、実際に壁掛け施工させていただいておりますが、とても人気のあるテレビサイズですので、X8500Fシリーズの65V型と55V型はおすすめです。
[sony name=KJ-85X8500F]
[sony name=KJ-75X8500F]
[sony name=KJ-65X8500F]
[sony name=KJ-55X8500F]
[sony name=KJ-49X8500F]
[sony name=KJ-43X8500F]
4K液晶テレビ「X7500Fシリーズ」
ベーシックな4K液晶テレビのラインナップとしてX7500Fシリーズも発表されました。
4Kを表現できる液晶テレビをリーズナブルに購入することができるモデルになっているかと思います。
機能面では、やはり上位モデルには劣るものの、使いやすさでいうと「音声入力」やAndroid機能などブラビア共通で搭載されています。
4Kテレビへの買い替えなどを考えられている方で、手軽にという方ならば最適なモデルです。
55V型・49V型・43V型をラインナップしているので、画面サイズも迫力あるモデルを選択することができます。
また他のブラビアと通ずる点もあり、サウンドバーを意識したテレビスタンドや、ベゼル(画面縁)も最小限に抑えたことによる映像への没入感も高めています。
[sony name=KJ-55X7500F]
[sony name=KJ-49X7500F]
[sony name=KJ-43X7500F]
全シリーズ通じてとても「薄型」です
今回発表されました新型の有機ELテレビ・4K液晶テレビの計4シリーズは、個人的に本体の薄さがとても薄い印象を受けました。
各シリーズの本体薄さは以下にまとめています。ちなみにスタンドは含まれていません。
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大画面モデルでは少しだけ奥行が出てしまいますが、10cmを超えるモデルはないです。
人気のあるサイズ65V型や55V型では、約5.0cm~8.0cmの薄さですので、テレビの壁掛けでもテレビ台への設置でもスッキリさを強く感じられるはずです。
最近では、テレビの買い替えをキッカケにテレビの壁掛け設置も増えていますので、壁からの出幅を気にする方なら薄型のテレビでそういった問題も解決することができます。
X9000Fシリーズ
写真のX9000Fシリーズの奥行は、6.9cmとなっています。
今回発表された新シリーズは、X8500Fシリーズの85V型(7.3cm)とX7500Fシリーズの55V型(8.0cm)を除けば写真のX9000Fシリーズ(6.9cm)よりも、薄型です。
薄さは全シリーズに差はない為、購入時に考えることは「スペック」と「価格」を意識して選択できると思います。
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2018/05/14