2015年春モデル4Kブラビアの比較
2015年春モデルのブラビアが発表されました。
前回は、2015年春モデルブラビアの注目ポイントを簡単にまとめました。
2015年春モデルブラビアが発表!注目ポイントは??
今回は、2015年春モデルの4Kブラビアの比較をしたいと思います。
2014年モデルの4Kブラビアとの比較も少ししていますが、2014年モデルの4Kブラビアを中心に知りたい方は、2014年モデル4Kブラビアの比較をご覧ください。
2015年春モデルの4Kブラビアは、X8500Cシリーズ、X9300Cシリーズ、X9400Cシリーズの3シリーズがあります。
赤字は比較対象内で1番優れている点、青字は2番目に優れている点になっています。
【X8500Cシリーズ】
型番 | KJ-65X8500C | KJ-55X8500C | KJ-49X8500C | KJ-43X8500C |
画面サイズ | 65インチ | 55インチ | 49インチ | 43インチ |
チューナー(各項目は、全シリーズ共通) | 地上デジタル:2 | |||
BS:110度CSデジタル:2 | ||||
スカパー/プレミアムサービス(4K):1 | ||||
CATV 対応ch:C13~C63 | ||||
CATVパススルー:可 | ||||
解像度 | 3840×2160 | |||
バックライト | LED | |||
高輝度技術 | - | |||
倍速機能 | 倍速駆動パネル/モーションフローXR240 | |||
高画質パネル | - | |||
ハイレゾ | - | |||
DSEE HX/DSEE | DSEE | |||
スピーカー数[ ]内は最大出力(W) | 4[20] | 2[20] | ||
3D機能/方式 | アクティブシャッター方式 | なし | ||
インターフェース | Android TV | |||
対応無線規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b/ | |||
有線LAN端子 | 1 | |||
DLNA | クライアント機能のみ可 | |||
外付けHDD録画 | 可(裏番組録画も含) | |||
2画面表示 | 可 | |||
入出力端子(各項目は、全シリーズ共通) | コンポーネント入力端子:1 | |||
D端子:なし | ||||
ビデオ入力端子:2 | ||||
HDMI入力端子:4 | ||||
MHL端子:1(HDMI入力端子兼用) | ||||
光デジタル音声出力端子(AAC/PCM/AC3):1 | ||||
ヘッドホン出力端子:1(サブウーファー出力端子兼用) | ||||
アナログ音声出力端子:1 | ||||
USB端子:3 | ||||
寸法(cm)(幅×高さ×奥行)[ ]内はスタンドを含めた寸法 | 145.3 x 84.4 x 7.8 [145.3 x 89.2 x 26.5] |
123.6 x 72.2 x 6.0 [123.6 x 75.9 x 22.2] |
109.3 x 64.3 x 6.0 [109.3 x 67.9 x 20.1] |
96.1 x 56.8 x 6.0 [96.1 x 60.4 x 18.9] |
重量(kg)[ ]内はスタンドを含めた重量 | 24.1[25.5] | 19.9[21] | 15.1[16.1] | 12.2[13.2] |
年間消費電力(W) | 235 | 185 | 150 | 138 |
X8500Cシリーズの特徴
2015年春モデル4Kブラビアの中では一番手ごろな価格になっています(予定価格)。
2014年モデルまでは、49インチが一番小さい4Kモデルの液晶テレビでしたが、2015年春モデルから43インチの4Kテレビが登場しました。
サイズラインナップが一番豊富なシリーズでもあります。
このX8500Cシリーズをベースとして、ハイレゾ対応や磁性流体スピーカー、LED直下型バックライトなどを足していくと、上位機種(X9300C/X9400C)になるイメージです。
2014年モデル(X8500Bシリーズ)との比較
X8500Cに高画質プロセッサー「X1」が搭載されたことで、画質については全般的に向上しているそうです(まだ見てないので、担当の方に教えてもらいました)。
操作画面が、Androidベースになりました。
まだ、操作感を試していないので、なんとも言えませんが、アプリを入れることができるようなので、購入後にカスタマイズさせることもできそうです。
4Kテレビということを考えると、4Kチューナーを内蔵するようになったのは大きな違いですね。
見た目でいくと、デザインはウェッジデザイン(くさび形)ではなく、W900Bシリーズと同じように、中央にスタンドがあるタイプのデザインになりました。
なくなった機能でいうと、X8500Cシリーズの43インチと49インチモデルの2機種は、3D機能がなくなっています。
3D機能に対する需要があまりないのでしょうか。
3D機能をなくした分、価格が安くなっていると嬉しいですね。
あとは、消費電力や重量が、減ったり軽くなったりしています。
他に細かいところでは、D端子がなくなり、コンポーネント端子になりました。
また、MHL対応端子が、1つ減り1つになりました。
画質ということを考えると、X8500Bよりも、X8500Cをオススメしたいところですね。
Androidが搭載されている必要ない方は、価格差を考えると、X8500Bを選択するのもアリと思います。
【X9300Cシリーズ】
型番 | KJ-65X9300C | KJ-55X9300C |
画面サイズ | 65インチ | 55インチ |
チューナー(各項目は、全シリーズ共通) | 地上デジタル:2 | |
BS:110度CSデジタル:2 | ||
スカパー/プレミアムサービス(4K):1 | ||
CATV 対応ch:C13~C63 | ||
CATVパススルー:可 | ||
解像度 | 3840×2160 | |
バックライト | エッジ型LED部分駆動 | |
高輝度技術 | X-tended Dynamic Range | 倍速機能 | 倍速駆動パネル/モーションフローXR240 |
高画質パネル | オプティコントラストパネル | |
ハイレゾ | 対応(96kHz/24bit) | |
DSEE HX/DSEE | DSEE HX | |
スピーカー数[ ]内は最大出力(W) | 6[90W] | |
3D機能/方式 | アクティブシャッター方式 | |
インターフェース | Android TV | |
対応無線規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b/ | |
有線LAN端子 | 1 | |
DLNA | クライアント機能のみ可 | |
外付けHDD録画 | 可(裏番組録画も含) | |
2画面表示 | 可 | |
入出力端子(各項目は、全シリーズ共通) | コンポーネント入力端子:1 | |
D端子:なし | ||
ビデオ入力端子:2 | ||
HDMI入力端子:4 | ||
MHL端子:1(HDMI入力端子兼用) | ||
光デジタル音声出力端子(AAC/PCM/AC3):1 | ||
ヘッドホン出力端子:1(サブウーファー出力端子兼用) | ||
アナログ音声出力端子:1 | ||
USB端子:3 | ||
寸法(cm)(幅×高さ×奥行)[ ]内はスタンドを含めた寸法 | 170.6x87.1x9.0[170.6x91.1(スタンド内側時91.9)x29.2] | 148.4x74.4x9.0[148.4x78.0(スタンド内側時78.7)x25.5] |
重量(kg)[ ]内はスタンドを含めた重量 | 47.3[48] | 37.3[37.9] |
年間消費電力(W) | 295 | 264 |
X9300Cシリーズの特徴
X9300Cシリーズは、高コントラストを実現する、オプティコントラストパネルとX-tended Dynamic Range、エッジ型LED部分駆動を搭載。
さらに、音質面では、X9200Bシリーズから継承、パワーアップした磁性流体スピーカーに加え、ハイレゾ音源対応、音をハイレゾ相当にアップスケーリングする機能「DSEE HX」を搭載しています。
こう書いてみると、X8500Cと比べて、結構盛りだくさんな印象はありますね。
ハイレゾに対応しているため、将来ブルーレイディスクの映画やアニメが「フルHD×ハイレゾ」「4K×ハイレゾ」になってもそのまま視聴できるはずです(規格が変わらない限り)。
とにかく、これを買っておけば間違いない感はあります(笑)
液晶テレビなのに高音質!4KブラビアX9300Cシリーズのレビュー
2014年モデル(X9200Bシリーズ)との比較
大きな違いを列挙します。
- 高画質プロセッサー「X1」
- ハイレゾ
- Android TV
- 4Kチューナー内蔵
このうち、代用可能なのが、ハイレゾと4Kチューナーです。
ハイレゾは、ホームシアターシステム。
4Kチューナーは4Kメディアプレーヤーで代用できます。
なので、画質とAndroid TVについて考えながらX9200Bと価格を比較するのがいいのではないかと思います。
【X9400Cシリーズ】
型番 | KJ-75X9400C |
画面サイズ | 75インチ |
チューナー(各項目は、全シリーズ共通) | 地上デジタル:2 |
BS:110度CSデジタル:2 | |
スカパー/プレミアムサービス(4K):1 | |
CATV 対応ch:C13~C63 | |
CATVパススルー:可 | |
解像度 | 3840×2160 |
バックライト | 直下型LED部分駆動 |
高輝度技術 | X-tended Dynamic Range Pro | 倍速機能 | 倍速駆動パネル/モーションフローXR480 |
高画質パネル | オプティコントラストパネル |
ハイレゾ | 対応(96kHz/24bit) |
DSEE HX/DSEE | DSEE HX |
スピーカー数[ ]内は最大出力(W) | 6[90W] |
インターフェース | Android TV |
対応無線規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b/ |
有線LAN端子 | 1 |
DLNA | クライアント機能のみ可 |
外付けHDD録画 | 可(裏番組録画も含) |
2画面表示 | 可 |
入出力端子(各項目は、全シリーズ共通) | コンポーネント入力端子:1 |
D端子:なし | |
ビデオ入力端子:2 | |
HDMI入力端子:4 | |
MHL端子:1(HDMI入力端子兼用) | |
光デジタル音声出力端子(AAC/PCM/AC3):1 | |
ヘッドホン出力端子:1(サブウーファー出力端子兼用) | |
アナログ音声出力端子:1 | |
USB端子:3 | |
寸法(cm)(幅×高さ×奥行)[ ]内はスタンドを含めた寸法 | 192.9x99.1x11.0[192.9x104.1(スタンド内側時104.8)x32.2] |
重量(kg)[ ]内はスタンドを含めた重量 | 56[56.8] |
年間消費電力(W) | 396 |
X9400Cシリーズの特徴
X9300Cシリーズの機能がよりパワーアップしているのが、X9400Cシリーズです。
X9400Cシリーズの機能に加えて、直下型LED部分駆動、X-tended Dynamic Range Pro、モーションフローXR480などとパワーアップしています。
2015年春モデルのフラッグシップモデルなだけあって、全部盛りという感じですね!
X9400Cシリーズの詳細記事を書いたので、興味のある方は、ぜひ読んでください(長いです)!
ハイレゾ対応4KブラビアX9400Cシリーズの特徴とレビュー
2014年モデル(X9200BシリーズとX9500Bシリーズ)との比較
X9400Cシリーズは、X9500BシリーズとX9200Bシリーズの良いところを足した機種だと考えるのが良いと思います。
X9500Bシリーズの高コントラスト機能とX9200Bシリーズの音に対するこだわりが組み合わさった機種です。
加えて、4K高画質プロセッサー「X1」やハイレゾ対応、DSEE HX、Android TVなど、着実に進化しています。
2014年モデルと変わったところの簡単なまとめ
大きく変わった部分です。
- 4K高画質プロセッサー「X1」
- ハイレゾ対応とDSEE HX
- Android TV搭載
- 4Kチューナー内蔵
その他の細かい部分です。
- タッチパッドリモコンに音声検索機能追加
- D端子→コンポーネント端子に
- MHL対応端子が2つから1つに
- ビデオ入力端子が1つから2つに
- 無線規格IEEE802.11acに対応
11acに対応したことで、4K動画を無線経由でも快適に楽しむことができると思います。
もちろん、無線ルーターも11acに対応したものでないといけないので、注意してください。
2015年春モデル4Kブラビアについて
機能面のみを考えれば、X9400Cシリーズが一番オススメです。
当たり前ですが(笑)
去年は、上位機種のX9500Bシリーズには磁性流体スピーカーが搭載されていなかったため、選択も難しかったと思います。
ただ今年は、直下型LED部分駆動に、ハイレゾ、X-tended Dynamic Range Pro、磁性流体スピーカーなど、わかりやすく上位機種になっています。
2015年春モデル4Kブラビアで一番大きいディスプレイサイズは75インチと、去年のKD-85X9500Bの85インチよりも10インチ小さいですが、もしかすると、来年8K(または8K相当)を発売する前触れなのではないかと勝手に推測しています。
と言っても、そんな情報なにも知らないので、完全な推測なんですけどね!(笑)
あとは、KJ-43X8500Cという43インチの4Kブラビアが登場しました。
43インチの4Kテレビということですが、一人暮らしもしくは趣味の部屋などで、比較的テレビと近いところで視聴する環境にある人には、ありだと思いますが、リビングに置くテレビとしては、個人的にはあまりオススメしません。
理由は、視聴距離です。
視聴距離については以下をご覧ください。
最適なテレビサイズの選び方
要点だけ言うと、リビングに置いて、2mくらい離れてみるには、KJ-43X8500Cはオーバースペックだと思います。
リビング向けにKJ-43X8500Cを考えているなら、一緒にW870Cシリーズや、W920AシリーズなどのフルHDモデルも検討してみてください。
愛知・岐阜・三重でテレビの壁掛け工事やってます。
テレビの壁掛けは「空間」と「安全」への投資です。
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掃除もしやすい上に、小さいお子さんやペットがうっかり倒してしまう心配もありません。
一石二鳥にも一石三鳥にもなるのがテレビの壁掛けです。
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壁掛け工事の流れや料金表、よくある質問などについては「詳細ページへ」からご覧ください。
2015/06/27