色域とコントラストがパワーアップ!ブラビアKDL-42W900B
ソニーの高画質液晶テレビのブラビアKDL-42W900B。
フルハイビジョンブラビアの最上位機種、W920Aシリーズの後継という位置づけになっています。
広色域・高輝度を追及した仕上がりとなっています。
W920Aシリーズと比べて、パネルの駆動速度は劣りますが、X-tended Dynamic Rangeを搭載しているため、画質(コントラスト)はW900Bシリーズが優位だと思います。
ではKDL-42W900Bを紹介します!
色彩豊かで高画質の理由
画像処理エンジン
ソニーの高画質エンジン「X-Reality PRO」を搭載しています。
ソニー独自のアルゴリズム処理の最適化や超解像技術で高画質を実現しています。
ネット動画などの圧縮されていて失われた細かな情報も復元するので、ネット動画をより綺麗に見る事が出来ます!
X-tended Dynamic Range
「X-tended Dynamic Range」は、明るい部分に電力を集中させて、暗い部分の電力を落とす機能です。
明るさを強調することで、コントラストがはっきりします。
コントラストがはっきりすることで、黒色を正確に表現できます。
ちょっと豆知識
なぜ黒色を正確に表現することが重要なのかというと「黒」は他の色の基準になっているからです。
他の色の基準となる「黒」が正確に表現されていないと、そのほかの色が、変に感じてしまいます。
「黒」が灰色っぽく表現されることを「黒浮き」と言います。
トリルミナスディスプレイ
「トリルミナスディスプレイ」を採用しています。
「トリルミナスディスプレイ」搭載ブラビアは、従来のテレビよりも広い色域を表現できます。
再現できる色が増えたということです。
絵に例えて言えば、使える絵具の種類が増えたと言えます。
ブラビアの上位機種には標準搭載の機能となっています。
動きを滑らかに描写する倍速駆動パネル
従来のテレビは新規映像を生成するスピードが1秒間に60コマだったものを、KDL-42W900Bでは映像を補完することで1秒間に120コマの映像になります。
動画というのは、パラパラ漫画と同じ原理なので、コマ数が多いほど映像はなめらかになります。
スポーツ観戦など動きの速いシーンで力を発揮します。
早い動きに強い!1秒間に240コマ!!
KDL-42W900Bには先ほど紹介した、倍速駆動パネル(1秒120コマ)に、バックライトオン/オフを自動的にする「モーションフローXR240」技術を搭載しています。
バックライトをオン/オフすることで、1秒240コマの映像と同等の画像スピードになります。
倍速駆動パネルと、モーションフローにより、映像の残像感は低減します。
高音質機能について
Clear Phaseテクノロジー
ソニーの高級オーディオ機器の技術を生かした「Clear Phaseテクノロジー」を採用しています。
調べたところ、話が専門的すぎて自分でも呑み込めていないのですが(汗)、
スピーカーに合わせて、音響特性を最適化(振幅特性は平滑化し、位相特性を直線化する)する技術です。
効果としてはノイズが補正され、音像定位(下のコラムを参照してください)が得られます。
ちょっと豆知識~音像定位とは
耳で聞こえた音から距離と聞こえてきた方向がわかることを音像定位と言います。
例えば、後ろから声をかけられたときに、後ろを見なくても、だいたいの距離や方向がわかりますよね?
それが音像定位です(難しい言葉ですね)。
映像の世界と一体になったような臨場感
映画館で使われているサラウンドスピーカーシステムをテレビのスピーカーだけでバーチャル再現します。
5.1ch入力信号をダイレクトで伝えるため、音が前後左右に駆け巡る臨場感を味わえます。
圧縮された音源も高音質で再現!
ネット動画の音声は一般的に圧縮されており、高音域情報が失われたり、音のレンジ幅が狭まります。
圧縮してデータ量を減らしているからです。
しかし、ブラビアの「ネット動画」モードを選択すれば、高音域とレンジ幅を復元し、圧縮前の本来の音を再現します。
画面は高明細・高画質・高音質なのに驚きの極薄!
高画質・高音質を誇るKDL-42W900Bですが、横から見ると約8cmです!
設置する側にとっては、かなりありがたいです(笑)
男性なら1人でも設置できるサイズだと思います。
慣れていない方や不安な方は、プロに任せてください!(笑)
1秒で番組が見られる!パッとさくさく動く快速設計!
あまり目立つ機能ではありませんが、お店やソニーストアでブラビアを紹介する時、「高速起動」機能が搭載されている場合は、ほぼ必ず紹介しています。
電源を入れてから、映像の表示&操作が可能になるまで約1秒になる機能です。
待機電力が上がるため、初期設定ではOFFになっているので、利用したい場合はONにしましょう。
試されたお客様は大抵「ほおー」と言っていきます(笑)
ECOモード機能搭載!
バックライト制御により、消費電力をカットしています。
高コンストラスト化の実現にも役立っています。
節電機能について
明るさセンサー:
部屋の明るさに合わせて、画面の明るさを自動調整してくれます。
自動でムダな消費電力を抑えてくれます!
節電機能:
「消費電力」メニューから選択すると、映像の明るさを抑えて消費電力を抑えてくれます。
無操作電源オフ:
何も操作せず一定時間(1/2/4時間)がたつと、自動的にスタンバイモードに!
消費電力レベルバー:
現在どれだけ節電できているかの目安を確認できます。
2D映像を手軽に3D映像に変換!
普段見ている2D映像をボタンひとつで3Dに変換できる技術を搭載!
ビデオカメラやデジタルカメラで撮影した映像を手軽に3Dに変換してくれます。
3D映像の形式は、パッシブ方式なので、パッシブ方式の3Dメガネを用意してください。
アクティブ方式よりも、3Dメガネは安上がりですみます。
ディスプレイサイズとラインナップ
42V型 KDL-42W900B
外形寸法(cm)
幅×高さ×奥行[スタンド含む]:
96.4×59.0×8.1 [96.4×62.2×17.5]
W920AシリーズとW900Bシリーズの比較
フルハイビジョンモデルのブラビアで、最上位機種のW920Aシリーズ(40型)と、同じく最上位機種のW900B(42型)の比較です。
↑バックライトについては、誤植です。W900BもW920Aと同じくエッジ型LED部分駆動です。
W920Aからサイズは2型上がって、販売価格は2万円ほど安くなりました。
表を見てもらえばわかるように、クリアブラックパネル、4倍速パネル、モーションフローがダウングレードしています。
ブラビアの中で、W920Aしか搭載していない4倍速パネルが高価な部品だったのではないかと推測しています。
そのため、ディスプレイサイズが大きくなった上に、販売価格が下落したのだと思います。
一方、音に関連する機能と、使い勝手の部分は、W900Bは向上しています。
テレビは、毎日使うものなので、使い勝手の部分はもっと注目されても良いと思います。
42型ブラビアについては、W900BとW800Bの比較記事もあります。
W900Bをオススメする理由!
W900Bは、フルハイビジョンモデルの中では、最上位の機能を持っています。
4Kブラビアで初めて搭載されたX-tended Dynamic Rangeという高輝度機能も、W900Bに搭載されました。
40~50型のブラビアの中では、X-tended Dynamic Rangeを唯一搭載しています。
4KブラビアのX9200Bシリーズをフルハイビジョンにして、磁性流体スピーカーを除いた機種がW900Bシリーズという風に考えることもできます。
42型というサイズを考えれば、4Kである意味はあまりないので、2Kテレビの購入を検討している方にはかなりアツイ機種なのではないかと思います。
実際、W900Bシリーズのページはアクセス数も多いです。
KDL-42W900B
ソニーストア価格:129800円+税~ 価格が変わっている可能性があります。 現在の正確な価格はソニーストアで ご確認ください。 |
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KDL-42W900Bの詳細・製品情報 | |
KDL-42W900Bのスペック表 | |
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2015/02/28