4K×ハイレゾのハイエンド液晶テレビ!ブラビアX9350Dシリーズレビュー
2016年春モデルブラビアが登場ということで、
早速、ソニーストア名古屋に行き、先行展示されている機種を触ってきました!
今回は、4Kとハイレゾに対応したハイエンドモデル「X9350Dシリーズ」の紹介とレビューです。
2017年春モデルとして、後継にあたる「X9500Eシリーズ」が発表されました。
今回特別に撮影許可をもらって撮影しています。
高画質機能
司令塔!4K高画質プロセッサー「X1」
「4K X-Reality Pro」や「X-tended Dynamic Range」「トリルミナスディスプレイ」といった高画質機能の効果を向上させるのが4K高画質プロセッサー「X1」です。
2015年春モデルブラビアから登場したパーツになります。
2016年4月現在のラインナップで搭載されている機種は、X9400Cシリーズ、X9350Dシリーズ、X9300Dシリーズ、X8500Dシリーズ、X8500Cシリーズ、X8000Cシリーズの6シリーズになります。
4K高画質プロセッサー「X1」により、映像を分析する力がパワーアップしたことで、それぞれの機能がより効果的に動作するようになりました。
具体的にどう効果的なのかは、それぞれの項目で解説したいと思います。
4Kにアップスケーリングする高画質エンジン
ソニーの高画質エンジン「X-Reality PRO」を4Kテレビ用に改良した「4K X-Reality PRO」を搭載しています。
4K X-Reality PROはアルゴリズム処理の最適化や超解像技術により、映像を高精細(細かく描写)にするソニー独自の機能です。
4K X-Reality PROの注目したい点は、4K画質ではない映像も4Kにアップスケーリングする点です。
例えば、フルハイビジョン(2K)画質の映像を、超解像技術により4K映像に変換してくれるということです。
「同じ映像を2Kから4Kに変えたって一緒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、明らかに違います。
店頭や展示会、量販店などで自分が4Kテレビの画質に慣れてきたというのもあるかもしれませんが、55インチクラスの4Kテレビとフルハイビジョンテレビ(2Kテレビ)の映像を比べるとフルハイビジョンテレビの映像は荒さが目立ちます。
隣に並んでるからわかるというわけではなく、置いてあるフルハイビジョンテレビを見ると「なんか荒いな」と感じるわけです(視聴距離の問題もありますが)。
地デジ放送に慣れてからアナログ放送を見た時と一緒というと少しオーバーですが、似たような感覚です。
X9350Dシリーズのように、大画面になればなるほど、4Kの効果が表れます。
ちなみに4Kの守備範囲は50インチ程度から85インチ程度の間と思っています。
また、4K高画質プロセッサー「X1」の効果で、従来よりも、アップコンバート後の映像を細い線で描けるようになりました。
フルハイビジョンの映像が(それ以下の解像度の映像も)、高精細な4K映像にアップコンバートされるわけです。
コラム1.どういうテレビが高画質なのか?
このサイトでは繰り返し主張していますが、家庭用テレビの解像度は4Kでほぼ頭打ちになると個人的に考えています。
85インチくらいの8Kテレビが家庭向けに発売される可能性は十分あると思いますが、一般家庭に普及するような代物ではないと考えられるからです。
そのため、テレビの進化は「解像度」から「色+コントラスト」へと変わりつつあります。
どの液晶テレビが高画質なのかを判断するさいに「解像度の高い「4K」が高画質!」というのはとてもわかりやすい指標だと思うのですが、
解像度だけではなく、色域の広さや、コントラストに関する技術にも注目して、テレビを検討するのが良いと思います。
広色域を実現するトリルミナスディスプレイ
トリルミナスディスプレイが搭載されているX9350Dシリーズは通常のテレビよりも色域が広くなっています。
色域、つまり使える色が従来よりも多くなったことで、表現力がより豊かになっています。
さらに、「X1」の力で、トリルミナスディスプレイの表示性能をより引き出すことができるようになりました。
コラム2.ソニー・ブラビアの色あいについて
ネット上の口コミに「ソニーの色は鮮やかすぎて(人工的なイメージ?)好きじゃない」という趣旨のコメントがあったりします。
「あーそうなんだ」と思ってから量販店などで実機を確認するさいに気を付けて欲しいのが、展示機のブラビアの画質モードです。
画質モードの設定が「ダイナミック」になっていると色味が強く感じることがあります。
「ダイナミック」は映像の輪郭やコントラストを際立たせる設定です。
「ダイナミック」が好きという人もいれば「ダイナミック」はちょっとという人もいます。
画質については個人の好みなので、どれが正解ということもありません。
ただ、画質モードによって、映像の雰囲気が大きく変わります。
つまり、画質モードの設定で、好みの画質を選択できるわけです。
「色味がちょっと・・・」と思ったときは、画質モードを変更してみると機種に対する印象が変わるかもしれません。
もちろん、他社メーカーのテレビにも同じことが言えるので「このメーカーの色はちょっと・・・」と感じたときは、試しに画質モードをいじってみてください。
ブラビアに関して言えば、トリルミナスディスプレイと「X1」によって、設定できる画質の幅が広がったと考えるのが良いと思います。
ちなみに、カトーデンキにあるKJ-55X9300Cの画質モードは「シネマホーム」に設定して、コンテンツを楽しんでます(仕事しろ)!
X-tended Dynamic Range
X-tended Dynamic Rangeはコントラスト(対比)に関係する技術です。
X9350Dシリーズに搭載されているのは真ん中のX-tended Dynamic Rangeです。
明るい部分に電力を集中させて明るさを強調することで、明るい部分と暗い部分のコントラストがはっきりします。
コントラストがはっきりすることで、リアルな黒が表現されます。
「黒」が正しく「黒」として投影されることが、テレビの画質に大きくかかわってきます。
というのも、適切な色を再現する際に「黒」が基準となっているからです。
X9350Dシリーズのように、明るい部分に電力を集中させたりすることができるのは、バックライトが、エッジ型LED部分駆動または直下型LED部分駆動だからです。
ちなみに、X9350Dシリーズはエッジ型LED部分駆動です。
バックライトは「エッジ型LED部分駆動」
液晶のバックライトはエッジ型LEDです。画面の端(エッジ)にLEDが配置してあり、導光板を使って全面に光が届くようになっています。
「部分駆動」というのは、画面の部分ごとに、バックライトのオンオフを制御する機能です。
ローカルディミングという風に呼ばれることもあります。
シーンに応じて、バックライトの不要な発光を抑える事で、高コントラストを実現しています。
暗い部分のバックライトを切ることで、黒を正確に表現することができ、明るい部分との差を生み出すことができます。
バックライトについては、別途記事をまとめたので、下記を参照してください。
4K/HDR
ソニー独自のロゴが作られ、認知度向上を目指しているHDR。
HDRとはなんぞや?
HDRは、ハイダイナミックレンジ(High-Dymamic-Range)の頭文字をとった言葉なのですが、
輝度(明るさ)の範囲が広いことを示しています。
今までの撮影機器では記録できなかったまぶしい光を記録できるわけです。
そして、4K/HDRロゴがついたブラビアは、HDRに対応した機器で撮影した映像をちゃんと表現できることを表しています。
HDR対応は、高コントラスト技術(明暗)とも関係してきます。
輝度が高い映像(HDR対応の映像)は、明るいところは明るく、暗いところを暗く表現できる
高コントラスト技術がないとうまく表現できないのです。
つまり、X-tended Dynamic Rangeやエッジ型LED部分駆動といった技術とHDRは密接に関係しています。
まだHDR対応機器で撮影されたコンテンツを視聴することは難しいですが、今後のトレンドになっています。
個人的にも、NETFLIXやAmazonビデオ、Huluなどの映像配信サービスから早くHDRの映像が配信されるのを楽しみに待ってます。
速い動きの映像にも対応する技術
液晶テレビの映像は静止画の連続でできており、パラパラ漫画と同じ原理で表示されています。
通常は1秒に60コマです。
X9350Dシリーズでは、60コマの映像を補完する画像を新規に生成することで、1秒に120コマにします。
1秒間に120コマの映像によって、スポーツ番組などでも従来よりもなめらかな動きを実現しています。
これが「倍速機能」です。
加えて、モーションフローXR240というバックライトのオンオフを制御する機能との組み合わせで、1秒間に240コマ相当を実現しています。
モーションフローXR240は、バックライトのオンオフによって、1コマの体感を2倍にする機能です。
倍速機能とモーションフローにより、スポーツなどの速い動きはもちろん、アニメなど、もともとコマ数の少ない映像にも威力を発揮します。
4Kチューナー内蔵
2015年モデルに引き続き、2016年春モデルの4Kブラビアも4Kチューナー内蔵しています。
現在、4K放送しているのは、スカパープレミアムサービスだけです。
スカパー4Kプレミアム放送を見るには、加入手続きをした後に送られてくるICカードを差すことで視聴できます。
【注意】2016年に予定されているBS17ch4K試験放送について
4K/8K放送のロードマップでは今年(2016年)、BSにて4K放送の試験放送がはじまる予定となっています。
しかし、今までに発売された4Kブラビアと2016年春モデルブラビアに搭載されている4KチューナーはCS放送に対応した4Kチューナーであって、BS17chの4K試験放送には対応していません。
なのでX9350Dシリーズ単体ではBSでの4K放送を視聴することができません。
BS・110度CSによる4K、8K放送を楽しむには、発売されるはずの対応チューナーなどが別途必要になります。
ただ、ソニーだけでなく、他社メーカーも現状対応しているメーカーはありません。
BS 4K実用放送が始まる2018年ごろまで、対応するチューナーは市販されない可能性が高そうです・・・(根拠は下の引用をご覧ください)。
2016年のBS17chを利用した試験放送はあくまで発信側(放送局)の試験と認識するのが良いと思います・・・。
現在受信機メーカーからも受信機の開発に取り組んでいると聞いておりますが、実際の市販となりますと、2018年の実用放送の開始される頃の受信機の市販に向けて開発に取り組んでいると聞いているところでございます。したがって、この4K・8Kの試験放送、今年から始まる試験放送の開始時点では、この方式に対応する受信機が市販されるという見込みは、現状では、関係者からお聞きする限り、低い状況にございます。
電波監理審議会(第1028回)会議資料 議事録 P28 http://www.soumu.go.jp/main_content/000405963.pdf
NETFLIXやひかりTV4Kなどで4Kコンテンツが楽しめます。
BS4Kの試験放送そして実用放送の視聴には別途チューナーが必要になるわけですが、
NETFLIXなどのVOD(ビデオオンデマンド)サービスに加入すれば、4Kコンテンツを楽しむことができます。
特に、ブラビアのリモコンにはNETFLIXボタンがついていて、すぐにNETFLIXのコンテンツにアクセスできるようになっています。
4Kコンテンツではありませんが、孤独のグルメをNETFLIXで視聴したときの記事はあります。
>>孤独のグルメを4Kテレビで見てはいけない・・・。
Netflix (ネットフリックス) - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
高音質を実現する技術
ハイレゾ対応
ハイレゾは、ハイレゾリューションの略で、CD音源を上回る高音質な音源のことを指します。
X9350Dシリーズは96kHz/24bitに対応しています。
ちなみにCD音源は44.1kHz/16bitです。
44.1kHz/16bit(1秒間に44100回切り取り、2の16乗で音の強弱を記録。)
つまりハイレゾのほうが音データがより細かく記録されているため高音質です!
まだ、ハイレゾ音源を搭載したブルーレイディスクなどは少ないですが、テレビの平均寿命を考えると、将来的に普及していきそうなハイレゾに対応しているのは大きいと思います。
さらに、画質がフルHD→4Kにアップコンバートされたように、通常の放送の音もハイレゾ相当にアップコンバートする機能がX9350Dシリーズには備わっています。
それが、このDSEE HXという機能です。
ですが、いくら音のデータが良くなっても、スピーカーが良くないと、本当に良い音は出ませんよね?
X9350Dシリーズは、スピーカーにもこだわっていたX9300Cシリーズを順当に継承しています。
磁性流体スピーカーをはじめとする音へのこだわり
液晶テレビはサウンドが弱いと感じた経験がある方、または、そういう風に思っている方はいませんか?
最近のテレビ業界のトレンドは高音質です。
メーカー各社、最上位クラスの機種にはシアターシステム並みのスピーカーを搭載しています。
X9350Dシリーズは、磁性流体スピーカーを搭載しています。
磁性流体スピーカーは、機械部分のダンパーの代わりに、NASAで開発された磁性流体という磁石に反応する液体を使ったスピーカーです。
磁性流体スピーカーの利点は、従来のスピーカーでダンパーに起因する、音のゆがみやひずみの原因となる2次音圧が全く発生しない仕組みを採用している点にあります。
そのため、中高域で伸びがあり、低音でも瞬発力のある音を聴く事ができます。
2015年モデルの同系統の機種はスピーカーコーンの振動板にはグラスファイバーが使われていましたが、
2016年モデルのX9350Dシリーズには、振動板にカーボンファイバーが採用されています。
カーボンファイバーに合わせたチューニングになっているようで、より広い音域がクリアに再生されます。
X9350Dシリーズの音を聴けば「音」と「迫力」がいかに関係しているか実感できると思います。
映像の迫力は、「高画質」と「高音質」が支えあうことで成り立っていると思います。
X9350Dシリーズによって、普段見ていた映像に対する印象が変わるかもしれません。
他にも、ソニーの高級オーディオ機器の技術を生かした「Clear Phaseテクノロジー」を採用しています。
振幅特性を平坦化したため、自然でクリアな音が聞こえます!
低重心のウェッジデザイン
ウェッジデザインは、くさび形のデザインのことです。
くさび形にすることで、重心が低くなり、スタンドの奥行を短くすることを可能にしています。
ちょっと力を入れてゆすってみたところ、本体は揺れるものの、相当力を入れないとスタンドから傾くといったことはなさそうです。
と言っても、地震対策として、テレビが倒れないように固定することをオススメします(転倒防止用の固定ベルト一式が付属されてます)。
Android搭載
今までは、メニュー画面などはソニー独自のソフトで構築されていましたが、2015年春モデルから、Androidをベースにした機種が登場しました。
正直な話、2015年モデルの最初のころはAndroid関連の不具合が多かった印象はありますが、アップデートによってだいぶ安定性は増しました。
その流れからいくと2016年春モデルは安定して動作すると考えています。
音声検索
テレビでAndroidを利用する上で欠かせないのが音声検索です。
リモコンで文字を打つのってものすごいまどろっこしいんですが、音声検索を使えば、文字を打たなくていいのがとても便利です。
音声検索はリモコン上部のマイクボタンを押すことで起動します。
音声検索というと、うまく認識してくれない印象を持っている方もいるかもしれませんが、自分が試したところ、かなりの精度で正確に言葉を選んでくれました。
文字入力の手間はかなり省けます。
Youtubeで動画検索などをする場合は、音声検索を使ったほうが断然楽です。
お子さんがいらっしゃる方は、一緒に映画やアニメを視聴すれば、育児負担の軽減にもなるんじゃないかと思います。
音声検索さえ覚えてしまえば、子供が好きな動画を探して視聴するのも可能です。
それに、Youtubeの動画を見るにしてもスマホの小さい画面よりブラビアの大きい画面で見てくれた方が安心できる上に目にも優しいですよね。
リモコンについて
↑左が2016年春モデルのリモコン。右が2015年モデルのリモコンです。
2016年春モデルのリモコンに対する第一印象は、若干押しづらそう(反応が悪そう)に見えたのですが、実際使ってみると、まったくそんなことはなく、むしろ掃除しやすくなっているのがポイントです。
他には、リモコンが一つに統一されました。
タッチパッドリモコンはなくなり、機能が統一されました。
結果として、スマホやタブレットの画面をワンタッチでテレビに映し出す「ワンタッチミラーリング」機能はなくなりましたが、
スクリーンミラーリング機能(スマホなどの画面をテレビに映す機能)は残っています。
無線LANも11acに対応
現行のブラビアはほとんどの機種が無線LANに対応していますが、X9350Dシリーズは一番通信速度が高速な11acという規格に対応しています。
4K映像はデータ量が大きいため、高速な通信環境を構築できる11acを利用したほうがより安定して視聴することができるわけです。
ただ、11acは比較的新しい無線規格(2013年ごろ登場)なので、家で使っている無線ルーターが対応しているかどうかは確認したほうが良いと思います。
無線規格の11acについてもっと知りたい方には、バッファローのページがわかりやすかったので、紹介しておきます。
次世代高速Wi-Fi規格「11ac」でできること | BUFFALO バッファロー
ディスプレイサイズとラインナップ
X9350Dシリーズは、55インチと65インチの2種類がラインナップされています。
55V型 KJ-55X9350D
外形寸法(cm)
幅×高さ×奥行[スタンド含む]:148.4x74.4x9.0[148.4x78.0(スタンド内側時78.7)x25.5]
質量[スタンド含む]:37.3[37.9](kg)
>>CATO DENKI.com「KJ-55X9350D」商品ページ
65V型 KJ-65X9350D
外形寸法(cm)
幅×高さ×奥行[スタンド含む]:170.6x87.1x9.0[170.6x91.1(スタンド内側時91.9)x29.2]
質量[スタンド含む]:47.3[48.0](kg)
>>CATO DENKI.com「KJ-65X9350D」商品ページ
名古屋でテレビの壁掛けを検討している方へ
「もっとテレビを壁掛けして欲しい!」シリーズです。
ソニー製品と当店のサービスを組み合わせた独自の商品です。CATO DENKI.comでしか注文いただけませんので、ご了承ください。
商品の詳細や、もっとテレビを壁掛けして欲しい理由については下記ページをご覧ください。
「もっとテレビを壁掛けして欲しい!」壁掛けテレビのハードル下げました!(名古屋限定)
X9350Dシリーズをオススメする理由!
X9350Dシリーズは、高画質かつ高音質の4Kテレビになります。
テレビ放送やゲーム、BDレコーダーなどの4K未満の映像も、4Kに自動変換するので55インチまたは65インチの大画面でも荒さは目立ちません。
なので、たとえ4Kコンテンツを視聴しないとしても大画面の液晶テレビなら4Kブラビアがオススメです。
もちろん、最近は「NETFLIX」や「ひかりTV」などのVOD(ビデオオンデマンド)と呼ばれる映像配信サービスが増えてきています。
インターネットの無線環境があれば、NETFLIXなどで4Kのコンテンツを楽しむこともできます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しているため、将来HDR対応コンテンツが登場したさいにもHDR映像を楽しめます。
X9350Dシリーズの注目ポイントは、画質はもちろん、X9350Dシリーズは「音」に力を入れた機種だというところです。
ホームシアターシステム並みのスピーカーが搭載されています。
もちろん、ホームシアターシステムの上位機種よりは劣りますが、ホームシアターシステムと比較対象になるくらいのスピーカーが搭載されているのがX9350Dシリーズなんです。
X9350Dシリーズのスピーカーは低音域は少し弱点なのですが、ブラビア用ワイヤレスサブウーファー「SWF-BR100」でカバーできます。
ホームシアターシステムと比べて良い点は、目線と同じ高さにスピーカーがついているので、音の聞こえ方はX9350Dシリーズのほうが良いです。
液晶テレビを購入するのに「音?」と思うかもしれませんが、映像が「画」と「音」で構成されていることを考えてもらえばわかるように「音」が良くなることで、映像の迫力はかなり増します。
簡単に言えば、X9350Dシリーズ1台で簡単に映画館のような環境が作れます。
X9350Dシリーズは、高級オーディオならぬ高級テレビと言えます。
リビングはもちろん、プライベートルームに置いて余暇を楽しむのはとても贅沢だなと思います。
どちらに置いても恥ずかしくないテレビです。
2017年春モデルとして、後継にあたる「X9500Eシリーズ」が発表されました。
2016年春モデルブラビアのレビュー
- 4K×ハイレゾのハイエンド液晶テレビ!ブラビアX9350Dシリーズレビュー
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- ソニーのミドルレンジ4KテレビX8500Dシリーズレビュー【2016春モデルブラビア】
愛知・岐阜・三重でテレビの壁掛け工事やってます。
テレビの壁掛けは「空間」と「安全」への投資です。
オシャレな空間を演出し、地震にも強くなる。
掃除もしやすい上に、小さいお子さんやペットがうっかり倒してしまう心配もありません。
一石二鳥にも一石三鳥にもなるのがテレビの壁掛けです。
カトーデンキはテレビの壁掛けをオススメしています。
東海三県にお住まいの場合は、カトーデンキにぜひご相談ください!
壁掛け工事の流れや料金表、よくある質問などについては「詳細ページへ」からご覧ください。
2019/02/01